砂漠の鳥 a desert bird (3'26") |
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黄色の砂に眼を伏せて 砂漠の鳥を見失う 掘り起こせ 太古の水に 己の渇きを紛らせよ 南天の彼方に見るは 鋼鉄の街か リビアの風に唾を吐く 砂漠の鳥は空に消ゆ 思い出せ 無限の地平 砂の海に埋もれし 人は生まれ そして死ぬ 石の森に消ゆる 祈りの指先 砂に埋めたまま 空仰ぐ人々 根の生えた脚 芽をふく身体 鳥は見つからない 朽ち果てし 無人の街に 鳥の姿求めて 歩みつつ見る空は やはり輝っている 空に舞う砂漠の鳥 南の空はあかるく 満天の星を抱き やがては点になる バンドの為に書き下ろした珍しく元気のよいナンバー。 歌い方が子門真人みたいになってしまったのを覚えている。 演奏しながら歌わなければならないため、 シンプルなコード進行を取っている。 ←戻る |