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MINOLTA α9xi カメラを仕事で使う 私はカメラを仕事に使う人間だ。 |
| しかし、例えば今結婚式のカメラマンを任された人間が 首からバルナックライカなんぞをぶら下げてきたら、 私は「この人は真面目に撮る気がないのだな」と思ってしまう。 なぜか。理由は簡単だ。 結婚式の撮影では、 間違いなくストロボ撮影がメインになるからである。 クラシックカメラ愛好家はえてして、 テクノロジーの進歩を鼻で笑いがちである。 しかし技術は常に必要に迫られて進歩するものだ。 この30年間で飛躍的な進歩を遂げたもののひとつが、 ストロボ撮影に関するテクノロジーなのである。 クラシックカメラは、 基本的にストロボ撮影を度外視して設計されている。 高性能のオートストロボを使えばある程度はカバーできるものの、 現代のカメラの持つすぐれた調光性能には及ぶべくもない。 同様に、仕事で一個の麻雀牌を クローズアップしなければならないような場合、 やはり趣味カメラでは役に立たないのだ。 まじめにカメラを使う気があるのなら、 メインシステムを持っているのが当然だと、私は考えている。 むろん、レンズやアクセサリー全般を揃える必要は全くない。 自分が必要と思える場面で、必要なシステムがあればよい。 私のαシステムは、 あらゆる場面でニーズに答え続けてくれている。 |
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そのメインカメラとして活躍しているのが、 この9xiなのである。 曲線を多用した大胆なデザインは、 手の大きな私には非常にしっくりと馴染む。 発表当初、その「行き過ぎたオート化」が 批判の対象になったxiシリーズの、 これはフラッグシップモデルであった。 抜群のレリーズ感からは、作りのよさが伝わってくる。 他に使っている人を滅多に見掛けないが、 よく出来たカメラなのだ。本当に。 9xi唯一最大の問題点は、 フラッグシップモデルであるにも拘らず メーカーが「プロ向けには作っていない」と 公言していたことで。 要するにそれだけの自信がなかったらしい。 そんなミノルタが、今度こそ堂々と プロユース機であることをアナウンスしたのが、 今回新しく発売されたα-9である。 とことんまで操作感に拘ったという、 新世代のフラッグシップモデルに私が寄せる期待は大きい。 ・・・まだ当分買わないけど。 |
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