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RICOH GR1s コンパクトカメラの最終形 現時点で一番新しいカメラであり、 |
| ここで特筆すべきことは、 GR1の開発にあたり、リコーはプロカメラマン達の 「現場の声」に真剣に耳を傾けたという点である。 従って、GR1はあらゆる点で使えるカメラに仕上がった。 AFによるタイムラグでシャッターチャンスを逃すという声に対して、 他の高級コンパクトのように 目測によるマニュアルフォーカスダイヤルを設ける、 という安易な手段に走らず スナップモードだけを搭載したところなんかは その好例である。 これは2〜3mにピントを固定してしまうだけのモードだが、 シャッターチャンス命のスナップとは どういうものか、ということをわきまえていないと 思い付かない必要最小限の機能なのだ。 うっかり動かしてしまいがちなパノラマ切り替えはないし、 ストロボ発光モード切り替えスイッチも実に機能的だ。 +−2段まで調節可能な露出補正も使いやすいし、 丹念に設計され贅沢に作られたレンズの写りは隅々までシャープ。 歪曲収差もなければ周辺光量落ちもない。 外装は指がかりがよくて軽く、 しかも剛性抜群のマグネシウム合金。 ボディサイズやAF性能はR1ゆずりの出来の良さだし、 分割測光が不安なユーザーの為に、 中央重点測光まで用意されている始末。 まったく文句のつけようがない。 たった一つだけ不満だったのは、 某所で紹介されたプロトタイプに付いていたレンズフードが 発売時には付いていなかったことで。 有害光をシャットアウトするフードというのは 本当に大事なものなので、 真面目に作られたレンズには、 必ず真面目なレンズフードが付いている。 そこだけが唯一引っかかって、私はGR1を買わなかった。 R1sをがすがす使っていたせいもある。 |
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ところがどうだろう。 98年になって、リコーはGR1にレンズフードを標準装備し、 GR1sとしてリニューアルしてしまったのである。 ここまでやられたら、もう買うしかない。 そんな訳で、現在私の手元にはGR1sがある。 どこかの雑誌のレビューで、 デザインと外装に高級感がないと評されていたが 当り前である。 これは見せびらかす為のオモチャではなく、 真剣に写真を撮るための完璧なツールなのだ。 欲深なファンとしてさらなる欲求を言うならば、 これの45か50mmレンズ付きのモデルと 外付けストロボ用シンクロ接点が欲しいかなあ。 どうでしょう、リコー様? |
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