Leica M4-P
写真機を蒐集することの馬鹿さ加減について

ここで紹介するものは決してコレクション自慢ではない。
というのは、詳しい人が見れば一目瞭然。
コレクション的価値のあるシロモノは皆無だからである。
これらは長年に亙って探し物をしていた結果、
勝手に集まってしまった玩物の陳列場でしかないのだ。

探し物とは、本当に使える道具としての写真機だった。
写真というメディアに関していえば、最初に撮る人間がいる。
そして撮る対象があり、
最後に写真を撮るための道具が必要となる。


今更カビの生えた写真論を持ち出すまでもなく、
写真機は単なるインターフェイスに過ぎない。
物神として崇め奉るなど正気の沙汰ではない。

が、道具は道具ゆえに愛着がわく。
私が写真機に感じているのはそのたぐいの愛着であり、
最も好きなカメラとは、即ち最も使いでのあるカメラに他ならない。

これは別の角度からみれば、
どんな写真機であっても完璧に使いこなせれば
マイフェイバリット足りうるということでもある。
ゆえに何台も写真機を所持しているなど、まったくもって愚かなこと。
正論であろう。

しかし実際には、TPOと気分に応じて
使いたい写真機というのは変わってゆく。
十数年の長きに亙って、さまざまな場面で使えるカメラを
追い求めてきた。
使わない、あるいは使えないという理由で
売り払ってしまったカメラやレンズもある。

そして今現在、手元に残っているのがこれらの道具なのだ。
私にとっての精鋭と言ってもいい。

そんな彼らについて少し語ることを、許して頂きたい。




"写真機の写真"撮影データ:
MINOLTA 9xi+MACRO 50mm/2.8,50mm/1.4,MACRO 100mm/2.8 :
Lenses/EOS5/FA/FM2/OM-1/OM10/SPF/R1s/Tvs/XA
OLYMPUS OM-1+35mm/2,MACRO 90mm/2 : FM2/SPF/M4-P/GR1s
CANON EOS5+50mm/1.4 : 9xi/8700i
NIKON FA+35mm/1.4 : M4-P